(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

ナナゴとコキ100(101)系ユニット編成

2017年11月27日 | ★★★┃ ロ┃ED75総合 |★★★
 2006年の7月に起きた小岩川~あつみ温泉間の土砂崩れの際には関西発と首都圏発で都合2往復の救済迂回臨が設定されたが、この内後者の方は、札幌タ行きがたまたま別用途で新設されていた8057レのダイヤを利用した「9057レ」として、コキ100系4両ユニット車を中心にした編成で運転され、黒磯から青森信号場までの間をED75の重連が牽くことになった。(但し毎日運転に非ず)
 東北地区でのコキ100(101)、102(103)使用と言えば、数年前から3053、3052両列車にコキ50000からの置き換えで運用されていたのがあった。しかしそれはEH500牽引で運転される上に数両程度が繋がってるもので、今回の様に、ED75牽引で昼日中に大挙して北東北を"下る"のは滅多に見られるものではないと思っていた。

 既に羽越線の復旧スケジュールが発表されていた8月2日、眠い目を擦りながら「はやて」利用で狩場沢まで出撃。実はこの日、重連で東北本線を上る94レを129+136の「不屈」の原色コンビが牽引するという情報が流れており、駅のホーム突っ先には何人か同業がカメラ持参でそれを待ち構えていた。
 貨物時刻表'06上では9057レは先述の通りで、94レ通過から20分位後に下ってくると予想。ただ上りを撮ってから下り撮影地点に移動するにはそれなりに時間がかかるので、撮り終わってからの後片付けを素早くしようとそれだけを心がけた。1217時、94レは情報通りに129前機136次位ソで通過。いつも編成ドン尻に載ってる筈のぬこUV47Aが見えないが、(´・ω・`)としてる暇はない。急いで機材を畳んで移動する。
 くそ暑い夏の日に急いで移動したものだから、息はゼイゼイあせはだらだら、それでまたわらわらガサガサと機材を拡げるから中々落ち着かない。そんな時、野辺地方向で踏切の警報が鳴った。まだこっちはアングルが決まってないのに来てしまったか。

116+1012の重連が牽く"救済臨"9057レ

 現車20両中、1U-、3U-、と合わせて4×3、12両は固い組成内容。上に載るコンテナはゴトコンばかりだが、利用者を兎に角沢山救済する迂回臨の運命みたいなものだから贅沢は言わない。
 ナナゴ牽引の救済迂回臨はお盆前まで運転されていたが、現車20両で走るのを撮ったのはこれが最初で最後だった。

:休車中で陸前山王の構内に駐機していた2003年6月、地元のDQN少年にスプレーで落書きされる事件が発生。後に解体された110と112には被害は無かったものの、129と136が被害に遭遇した。これを受け仙貨は警察に通報、犯人は逮捕された。まさに怒りの復活劇の発端はこの事件にあったといえよう。


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