急病人救護

　IDアガリ回収｡
　乗ってたＹ線電車が地下鉄成増駅の手前で急停車した｡何でも､副都心線からの先行電(因みに新木場からの先行電は西武線直通)が急病人救護で停まってると言う｡
　最初｢急病人？実は”オガクズ山”(流石に二文字は辛い)じゃないの？｣と思ったが､次第に｢一回様子を見ていけ｣と言われた気がしてきて､駅に着いてからその通りに見ていくことにした｡すると､救急隊に囲まれる中で大のサラリーマンが仰向けに担架に乗せられている｡うゎぁ･･･コレはガチだった｡救急隊員の一人が胸を押す仕草をしてるので､ＡＥＤの出番か？でもまだオレンジ色した器具は周りに見当たらない｡
　改札出て階段を上っていく途中で､別の救急隊員が件のオレンジ色のを提げて下りていくのとすれ違った｡手当ての甲斐なく息絶えてなきゃいいなと思い､気になって出口で彼らが出てくるのを待つ｡
　暫く駅を降りた人波が続いた後､やや間が空いてやっと救急隊員らが出てきた｡倒れていたリーマンは車椅子に乗った状態で担がれて出てきた｡あぁ良かった！助かったか｡これで担架つうか､ストレッチャーの上に横たえられてたら一巻の終わりともみえただけに､言葉にならない｡
　兎も角､電車から下りてからずっと気になっていたのでホッとした｡