(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

ウェディングベル・ロクイチ

2014年12月16日 | ぎゃらりぃ「チラ裏」
ロクイチの運転(熱海寒梅号:14系ハザ×8)で明けた'97年は
その間に碓氷峠廃止、長野行き新幹線開業といろいろあったけど
12月のクリスマスの直前の土曜日のこの団体臨時列車牽引という
ロクイチの登場・運転で幕を下ろしたような年だった。
まさに終わり良ければ何とやら、という。


次位機・EF81 81『ハイハイ』との重連による
「夢空間」を使ったウェディングトレインは
人呼んで、「他人の結婚式」。
(まあリア充つか、出来る人間をやっかむのがいるのはいつものこと)
ロクイチは高崎まで先頭に立って任務終了で
あとは次位のハイハイが単機牽引で上越線を越えていったという。
ヘッドマークが付かなかったのは、走行線区のある自治体の条例等
大人の諸般の事情があったと聞いたが
カンバンなんかどうでもいい!
ロクイチが結婚式の来賓なんて目出度ぇーじゃーねーか!
そういう素晴らしい連中がオカポン表・裏合わせて数百人集まった訳で
当日どんな様子だったかはまぁご想像に。

本当なら夕陽を浴びて輝くロクイチが撮れる筈だったのだけれど
上空に薄雲がかかって些かビミョーな結果に。
今スキャンしてみるとちゃんとロクイチの色が出てくるので
これはこれでよかったのかな…とも思うが
今の若い連中は恐らく知らないだろうが
客レを引かせたらロクイチは滅法速かったから
1/320なんて生半可なシャッターは切れない
絞りは仕方ないからシャッタースピード1/500は確保しよう
そんなことだけ考えて撮ってた記憶がある。
結婚式を肴にマターリと忘年会ムード一色に染まってた所だったから
この露出低下はキツかったが、アガリは思った通りだったので
今年「1997年」はコレでいいか、ということにした。

思えば撮りに行くだけのネタがふんだんにあったのも
この1997年が最後だったかなと思う。
それにしても、ウエディングトレイン催行した夫婦って
ちゃんと今も走り続けてるのか、甚だ疑問なんだが
残念ながら彼らは俺の知らない人間ばかりなので
それ以上は考えないことにする。

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