苫米地の3061ﾚ

　ご縁日なので今年もいくつかうｐ｡

苫米地駅を通過する｡(06.'01)

　135＋145の原色重連が牽く3061ﾚ｡貨車にはコキ50000系250000番台車が運用されていたが､当時はまだ高速貨物Ｂの範疇にあった｡末尾60代のライナー列車が高速貨物Ａに格上げするのは､しばらく先の話｡
　二戸で１時間の長時間停車やって､盛岡からの下りはつかり１号を遣り過ごすダイヤだったので､仙台まで夜行高速バス利用でいけば確実に撮れる貴重なナナゴ重連スジだった｡おまけにＰ形限定がかかってなかったので､原色ナナゴが先頭に立つのも期待できた｡
　2002年12月改正では､2053ﾚと列番が改まって高速貨物Ａ列車に昇格､Ｐ形限定運用が組まれて｢ハラマキ｣専用列車状態になる｡当時はまだ1029という”原色”Ｐ形もいたが､先頭に立つのは稀だったように思う｡
　このコキ250000運用列車もEH500の増備の進捗により､2003年６月の｢第一次｣運用改変でEH500化された｡いつも｢ハラマキ｣ばかりで､イラッとくる列車がEH500の牽引に化けてくれて清々したわ･･･と思ったのもつかの間､10月には3081ﾚ等をEH500化する｢第二次｣運用改変が行われる｡ナナゴ撮りには退っ引きならぬ事態は､もう始まっていた｡