(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

微妙な違い。

2021年03月30日 | 【岡】【新】EF210総合【吹】【押】
 EH500の場合は作ってる最中に改修指示が出たりして、製造年次ごとに微妙な違いがあるのは知る人ぞ知る所だが、EF210にも製造年次による細かい違いがある。
 0代や100代(101~108)と、100代(109~)との間にみられるパンタグラフの形式形状の違いは言わずもがな。だが実は、更に後者の中にも若干の変更点があるのが分かった。

遅れ64レを牽く新鶴見区の-116
掴み棒はライトベゼル外縁の
下に付いている
(真鶴~湯河原間:19.03.'18)


8052レを牽く新鶴見区の-155
掴み棒はベゼル内枠
テールライト側に寄せられている
(同:23.04.'17)


2053レを牽く吹田区-156
2009年製造分からは掴み棒が
最初の位置に戻る(26.11.'16)

 色々何年も撮ってくると、こういう違いがヒョイと見つかることもある訳で、他に違いのあるのはいないか過去ログと画像倉庫を漁ってみた。
 調べてみたら2007年、2008年製造分の-132~-155の24両が該当しているようで、これらはライトベゼル内側のrの分だけ寄った位置に、掴み棒が取り付けられている。個人的推察だが、恐らくは構内作業員の立ち位置確保の為かと思われる。
 しかし2009年製造分の-156以降、最終量産機の-173まではまた元の位置に戻して取り付けられており、それは「押桃」「キャラ桃」と呼ばれる300番台でも変更されていない。やっぱりあまり効果がなかったのか、それとも他の理由によるものか。
 兎も角、あまり差異がみられないEF210の100番台でこういう違いがあった事は他でも語られていないと思う。よって今回更新してみた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿