1997年９月 (５) ～ さよなら｢白山｣､さよなら｢あさま｣ ～

30日当日｡
｢（´･ω･）君は､アレ行くのか？碓氷峠ｗ｣
と､職場の先輩方に笑われながら年休をとって休み
行って当然のように出撃してきたのですが
だいたい当日に現地に行けば周りは人ばかりで
撮りたい写真がまるで撮れないのは判ってたので
なら代わりに､何か記念になることをマターリとやろう
そうだ､489系ボンネット型を間合い使用の
3023M｢あさま23号｣もアレだし
オカポン辺りで見送ってやるのもいいか
と思いつき､大砲担いで｢ウラポン｣に出撃したのでした｡
撮影開始は1150時､通過する下り列車全てに向けて
１本１枚でフィルム１本を抜くつもりでいたのですが
やってる途中でわずかに足りないことが判明｡
こんなのもオカズに加えたりしました｡

↓最後の上り｢白山｣､3052M

…こんなこともあろうかと
50㍉もバッグに入れておいて正解だった…

ちなみに下り｢白山｣とは27日にお別れを済ませてました｡
写真は13日の雨中撮影の時の下り｢白山｣3051M

↓パンタが水しぶきを上げてる

上り｢白山｣以降も当然撮ってたのですが
今回､写真は諸般の事情で省きます｡
何せうｐしてる時間と金があまりなかったもので｡
実際には189系｢あさま｣や185系｢谷川｣
それに211系や115系の快速アーバン､普通電車
EF64 1000番台やEF65牽引の貨物列車とかも
ちゃんとしっかり撮ってました｡
高ｼﾏ＋東ﾔﾏの4＋4編成の3933Mアーバンとか
EF65 56の牽引貨物とかありましたけど
それはまた拾遺集ってことで｡

そうこうしているうちに､俺なんかと同じ考えの
大砲抱えた鉄ちゃんが｢ウラポン｣に何人かやってきまして
線路そばは大鑑巨砲主義者の集まりになりました｡
光線具合もかなりよくなって
3023M｢あさま23号｣通過直前には順光状態に｡
そして1624時｡

↓上をカラスが…

避雷器カヴァーが銀色に塗られてます｡
実は前の日もきていて
別の編成にも同じ塗装が為されていたのを確認してたのですが
そうだよなぁ､当日の編成に｢銀入れ｣しないとか
当日にしては寂しいよなぁ､と思いながら
この｢白山｣色のあさま23号を見送ってました｡

帰り､大宮駅で６番線着の189系｢あさま｣に
使い捨てカメラを向けていた女子高生がいたのをみました｡
のちの｢鉄子｣じゃなく､単に記念ってことなんでしょうが
日常から消えていくシーンを残そうって気持ちは
女子高生も変わらないんだなと思ったのですが
まあこの当時の鉄ちゃんなんてアレでしたから
ただ｢いいなぁ｣と眺めるだけだったのはいうまでもありません｡
｢鉄子｣なんてマスゴミに持ち上げられるのなんて
10年も先の話ですから｡

後日､｢拾遺集｣って
うｐし損ねた関連画像を揚げていきます｡