(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

49(2エンド)+59(1エンド)の8380レ

2022年11月23日 | ▲EF62・EF64▲遥かなる山の呼び声▲甲信越・中央東線▲
 沼垂にあった日石の新潟油槽所からの貨車輸送が廃止になったのが1998年10月。尤も、そこでの精油事業はそれ以前に終わってたので、この年の夏の運転はその在庫を捌くためにあったようなものだった。
 しかし、午前中にロクヨンの重連貨物が走るのが撮れるのはまたとない機会だし、これを逃す訳にはいかない。勤務の合間を見ながら8380レ狙いで出かける”関山通い”が始まった。
 夏休み期の需要増加も当て込んで(?)7月下旬に運転開始した時はかなり編成も長く、牽引定数一杯の現車19~20両、積車換算100以上(1100㌧牽引)もしょっちゅうで、中頸城の田んぼに地響き立てて走るその姿を撮っては、「冬場でもないのに”冬”が来た!」と一人で喜んでいた。



 だがお盆を過ぎた8月20日辺りからは、いよいよ大詰めに近くなってきたせいか貨車の数が減ってきて、9月になってからは現車が一桁台の短い編成になってきた。最終的に9月の上旬まで撮りに出掛けたが、その最終日には出掛けられなかった。一説にはその最終日を待たずにヒッソリと終わったとも聞く。
 冬場の「山線」名物だった沼垂発坂城行き8380レ。色々な重連組み合わせや、タキ9900や35000といった国鉄時代からの貨車の活躍が見られたのも然ることながら、撮りに行く方にも楽しい思い出をくれた印象深い列車だった。
 

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