(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

殺伐の時は遠く

2006年05月14日 | とある貨レ撮りの世迷い言
久しぶりっつーか
1年ぶりに盛岡の新幹線コンコースに降りたんですよ。
いや、去年は改札から速攻で「はやて」に乗ったから分からなかったけど

いやぁ…

数年前なら「はつかり」乗り換えの乗客達が
熾烈な自由席争奪戦を展開していた、
階段から南側新幹線改札までの通路のあったあたりには
(あえて言うが)キヲスクが出来てるし
新しく通路のど真ん中に、ガラス張りの待合室が出来てるし
なんかえらく変わってしまってるのですよ。

思い起こせば、「はやて」がまだ「スーパーやまびこ」だった頃
青森から「はつかり」自由席に乗ってた客は
わずか3両の「スーパー~」の自由席目がけて
それはそれは熾烈な椅子取りゲームやってたわけです。
だいたいまず、落ち着いて座っていられたのは好摩とか滝沢あたりまでで
厨川の辺りで放送が流れる頃には、みんな気合い入れて
通路に我先と並びだすんです。

それで、カリ電が2番または3番ホームに到着してドアが開くと
いよいよ争奪戦が始まるんですよ。
指定席の客はエスカレータもあるから、マターリと乗り換えるんだけど
自由席車両が横付けになる上野方には、んなのはない!
ホームまでひたすら階段&階段!
そして自由席目がけて全速力で走る走る!!
それはもう、体力勝負・瞬発力勝負の場だったんですね。
当然、荷物が軽くて少ない連中が有利だったワケで
重たい機材背負ってた漏れなんかは、確実に座りたいがために
ときどき1本遅らせて、次の「やまびこ」に乗って帰京してたんです。
それだけあの当時は、しんどい思いしたんですよね。

全車指定席の「はやて」になってからは
昼間の盛岡駅には特急はこないんで、乗り換えの客もさほどいなくなったし
時世も時世で、他にエレベータとかも出来てたりしてるしで
新幹線コンコースにはマターリした雰囲気が漂ってるんですが
上る人も疎らになった11番12番ホームに続く、南側階段を眺めていると
時代は変わったんだなぁ、というのを痛感させられます。

(↓:Newdays前から11番12番ホームへの階段を覗くと、誰も・・・)



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