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「境界を生きる」(毎日新聞)を読んで

2013-02-19 21:37:44 | 日記

今、毎日新聞朝刊の生活欄に特集で「境界を生きるー同性愛のいま」という特集記事が連載されています。同性愛者の生きることの難しさを当事者の生の声を通して具体的に書かれています。以前にも同じ題名の連載で性同一性障害のことを取り上げていましたが、画一化された社会の中でマイノリティ(少数者)の生きることの難しさを読んでいるうちに、これは社会全体の問題であると感じました。一人ひとりはそれぞれに違った個性を持ち生きているはずなのに画一化した社会をお互いが作り出し、その場所に入れない者は違った者としてはじき出されてしまいます。本来は皆、一人ひとり違った個性を持っているわけですから皆、マイノリティ(少数者)です。しかし画一化して仲間を作り出し、そこからはじき出されたものを少数者として扱ってしまいます。マイノリティの問題は現代社会に生きる私たち一人ひとりが作り出している問題だと思います。この連載記事は同性愛者の生の声を通して私たち一人ひとりの生き方を問いかけています。生きづらい社会から生きやすい社会に変えていくのは正に私たち一人ひとりの行動にあると思います。「境界を生きる」(毎日新聞):http://mainichi.jp/feature/news/20130218ddm013100005000c.html

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