笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

チンチン電車に乗って

2011-05-20 20:58:55 | 日記
今日は三ノ輪の方に用事があったので、久しぶりに都電荒川線で王子駅から終点の三ノ輪橋駅まで乗って行きました。チンチンと鐘を鳴らして発車します。終点の三ノ輪橋駅にはカメラを持ってホームに入ってくる都電を何人かの人が撮っていていました。なんとものどかな風景でした。都会の慌しい中で一時心を和ませくれました。
都電荒川線は早稲田から雑司が谷、大塚、王子、町屋を通って三ノ輪橋まで行きます。乗車賃は160円となんとも安い。一度ゆっくり乗ってみてはいかがでしょうか。
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薬害問題をどのように社会に伝えていくかー社会起業家の活動を見ながら

2011-05-19 20:54:47 | 日記
 私は薬害エイズ被害者の出会いをきっかけに16年間薬害問題に関わってきました。特に2002年に始まった薬害肝炎訴訟では提訴の時から薬害肝炎被害者支援活動を一から始め国会での薬害肝炎救済法成立と和解、肝炎対策基本法の成立に至るまで薬害肝炎被害者や肝炎患者と一緒に活動に関わってきました。私のやってきたことは、ただ一点「薬害被害者の生の声を社会に伝えること」。これだけです。しかし、この「薬害」という難しそうな、堅苦しい言葉が、なかなか社会に理解してもらえません。そして裁判という、国民にとってはまだまだ遠い存在。どのように分かりやすく伝えていったらよいか、いつも壁にぶつかりました。
 社会問題に関わる難しさーしかし、最近、若者の間で社会問題の解決を目的に事業を立ち上げる社会起業家が目立つようになってきました。南米エクアドルの環境問題とフェアトレード運動をしている「スローウォターカフェ」(http://www.slowwatercafe.com/)やカンボジアの児童買春問題に取り組む「かものはしプロジェクト」(http://www.kamonohashi-project.net)、またこのような活動をする社会起業家をサポートし、またインターンシップで社会起業家を世の中に輩出しているNPO法人ETIC(http://www.etic.or.jp/)。難しい社会問題に関わりながらも、楽しく若者を増やしながら社会に浸透しつつあります。しかし、彼ら、彼女らもけっして順調にきたわけではありません。かものはしプロジェクトの共同代表の村田早耶香さんが「いくつもの壁にぶつかりながら(19歳、児童買春撲滅への挑戦)」(PHP)という自らの著書で述べています。
 こうしてみると社会問題の内容、老若男女を問わず、大切なのは関わっている人の「志」ということなのかもしれません。
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薬害根絶デーに向けて

2011-05-18 20:42:22 | 日記
毎年、8月24日に厚生労働省前で行われる薬害根絶デーの支援要請のため、本日、薬害被害者、薬害訴訟弁護団と共に都内の医療機関、医療従事者の労働組合などを回ってきました。どの団体とも被災地支援で大変忙しくしておられましたが、薬害問題にも関心を持っていただき熱心に対応していただきました。今日は医療従事者の団体が多かったので薬害問題についても関心を持っていただいておりますが、まだまだ社会の中では関心が薄いように感じます。薬は日常生活の中でよく使われているもので、薬害問題はけっして他人事ではなく、一般市民が身近な問題として関心を持っていくことが薬害根絶につながっていくものと思います。薬害根絶デーを一般市民に関心を持ってもらうように準備していきたいと思います。
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官報という庶民に一番遠い公報ー肝炎対策は庶民に届くか・・・

2011-05-17 19:43:55 | 日記
昨日(5月16日)付けの官報に厚生労働省が出した肝炎対策の推進に関する基本的な指針(厚生労働160)が掲載されました。この指針は肝炎対策基本法に基づいて厚生労働省が肝炎対策を推進するために出した指針で、肝炎治療促進のための環境整備、肝炎ウイルス検査の促進、肝炎診療及び相談体制の整備、国民に対する肝炎の正しい知識の普及啓発などが書かれています。どれも大切なものですが官報以外に新聞やテレビの報道は無く、官報という普段、庶民はあまり目がふれることのない公報だけで、どこで知ることができるのでしょうか?
指針を作って官報による公報をしただけでは、手続き的には完了しても、肝炎患者さんは救われません。自覚症状が少なく感染から時間が経過して肝硬変、肝がんになっていく肝炎は、早期発見が大切で、人々の目に触れるところで公報し、人々の気付きを促していかなければなりません。国民に対する正しい知識の普及啓発は国民一人一人の中に肝炎に対する気付きがなければ解決しません。
肝炎患者さんの目線、庶民の手の届く公報であってほしいものです。
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当落の差はどこにー足立区議会議員選挙

2011-05-16 22:01:56 | 日記
昨日行われた足立区長選挙と足立区議会議員選挙の結果が出ました。区議会議員選挙は63名が立候補して45名が当選しました。投票率は47.33%。実に投票権を持っている区民の半分が棄権しているということです。日本人はこの数字にあたりまえのようになっていますが、投票率の低さが気になります。
今日は知り合いの立候補者の事務所に寄ってきました。一人は当選、一人は落選。どちらも現職で頑張っていたのですが当落の差が出てしまいました。選挙はこういうものだと割り切ってしまえばそれまでですが、やはり政策と人間性を見て二人とも前向きに頑張ってきただけに無情に感じました。結果は結果として選挙民である自分が、これからも区政に対して目を向けていかなければならないとも感じた今日一日でした。
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