笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

今、正に田中正造を思う

2013-05-20 22:56:14 | 日記

「人の和は永久の和にあらざれば、いよいよ危し。多くの時に和するを見て人の和と云うもの多きを以てなり。永長の和は更に大いなり。堅牢なり。永久とは社会皆人の人たる本義を修め、国民の上下貴賤なく、強弱貧富なく、互によく信ずるにあり。また公平無慾誠の信愛にあり。愛は義を生み、義は信を生み、信は力を生みて、その力の合する、これを永長の人和と云う。」(1909年8月24日 田中正造)

最近の地方選挙で投票率が下がっているようです。選ぶ人が居ないようですが、最近の政治家は主義主張は大きな声で訴える人が多いようですが、人としての行動が見えてきません。今、正に田中正造のような行動の政治家が求められているのではないでしょうか。

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次回の薬害エイズを考える山の手の会

2013-05-19 21:52:15 | 日記

次回の薬害エイズを考える山の手の会は、夏のエイズフォーラムの企画をします。薬害エイズはけっして過去の話しではありません。薬害エイズ裁判は1996年3月に被害者は国と製薬企業との間で和解しましたが、被害者はその後もエイズウイルスに苦しめられただけでなく肝炎ウイルスにも苦しめられ、肝炎で亡くなる被害者も多く出ています。また、薬害は繰り返され、被害者の二度と悲惨な薬害を起こしておしくないという思いは踏みにじられています。このような中で私たちは今何をすればよいのか。エイズフォーラムのイベントを通して考えていきたいと思います。

日時:5月28日(火)19時~21時

場所:東京ボランティア市民活動センター会議室C(JR飯田橋駅隣セントラルプラザ10階)

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勝海舟ほどの自由人

2013-05-18 22:26:27 | 日記

晩年の勝海舟が自画像と共に書き記したものに「放達是質、為将為卒、在朝参議、在野散人、脾睨一世、廊落胸襟」(物事にこだわらない性質で 将にもなったし一兵卒にもなった まつりごとに加われば参議、野に下れば自由人 今の世を横目でにらむが 胸のうちはさっぱりしている)があります。勝海舟自身が書いただけあって正にその通りの77年の人生です。幕末の封建制社会に貧乏旗本で生まれ、将軍に幕府の後始末を任され、断っても明治政府に参議を任され、晩年は明治政府を酷評。これほどの自由人は日本の歴史上そういないでしょう。

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薬害被害者の生の声にグサッときて

2013-05-17 21:55:31 | 日記

今日は製薬企業の労働者の集まりに薬害イレッサ訴訟原告を読んで学習会が開かれ参加してきました。薬害イレッサ訴訟は先月に12日に最高裁判所で原告が敗訴して8年4箇月にわたる裁判は幕を閉じました。今日はこの長い裁判の闘いと現在の思いやこれからの課題についても原告のざっくばらんなお話を聞くことができました。原告の生の声を聞きながら、自分が今まで薬害被害者の支援活動に関わりながら、当事者と支援者という一歩構えて関わってきたことをグサッと気付かされました。今までも知識ではなく薬害被害者の生の声を聞いて分かち合い薬害を起こしている社会の当事者として関わることを大切に活動してきたつもりの自分が、自分の行いが知識にたより人間としての気持ちが欠落していることに気付かされました。

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社会起業家もバージョンアップ

2013-05-16 20:40:21 | 日記

「社会起業家になりたいと思ったら読む本」(ダイヤモンド社)という本に世界を変える方法が変わってきたー時代は社会起業3.0と本の帯に書かれています。社会起業家とは社会問題の解決を目標に会社を起こしたりNPOを立ち上げたりする人々のことですが、特に大学卒業後すぐに起業する若手社会起業家が元気です。私は昔から社会起業家に感心を持っていました。1997年に「市民起業家ー新しい経済コミュニティの構築」という本が出され本屋で飛びついたことを今でも覚えています。まだその頃は社会起業家という言葉すらありませんでした。その後、2000年にソフト経済センターの町田洋次さんがPHP新書から「社会起業家ー良い社会をつくる人たち」という本が出ました。町田さんも社会起業家のセミナーを開いたりして私も参加したこともありました。この頃が社会起業家の最初のころ。バージョン1くらいですか。それから若者がどんどんで出して若手社会起業家を要請するNPO法人ETICのような集団も出てくるようになりました。社会起業家コンペも行なってずいぶん若手社会起業家を世の中に送り込みました。現在はバージョン3ー特定の起業家や組織の枠を超えて、あらゆる人がチェンジメーカーとして潜在性を備えて、相互作用に着目して伝播していくと述べられています。正に様々な人々が様々な場所で情報交換、情報共有して活動していく面白い時代に入っています。

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