グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

小沢前幹事長国会招致拒否は四方一両損

2010年11月05日 | 日記
小沢前幹事長の国会招致拒否が永田町で波紋を呼んでいる。
菅首相はまだこの問題の対応を幹事長任せにしているが相手はキャリア、年齢、政治力何をとっても現幹事長より上位にあり党ナンバー2の職にあるとはいえ荷が重い。
ここは代表自ら乗り出して早期決着を図らない限り党としてのガバナンス能力を疑われよう。
前幹事長も一旦は「国会の意向に従う」と言っておきながら安易に前言を翻すようでは国会議員としての信義を問われる。
自らの行動にやましい所がなければキチンと説明責任を果たすのが筋だと思うが。
野党は相変わらず政争の具としてこの問題を弄んでいるように見えるがこれはこれ、姑息な点数稼ぎはひとまず横において大人の対応をしていかないと国民の支持を得られないだろう。
国会停滞の最大の被害者はいうまでもなく国民である。
重要法案の店晒しが続けば国民の困窮は広がるばかりである。
小沢前幹事長の国会招致拒否は民主党、小沢氏本人、自民党外の野党、国民全てにとってダメージを与えている。
一体誰がこの状態を打開するのか・・・。