グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

事業再仕分け実施に思う(その2)

2010年11月16日 | 日記
昨日から112事業の再仕分けが始まった。
事業仕分けは民主党政権の唯一の高得点政策であった。
これは何が何でも成功裡に持ち込まなくてはならないだろう。
一つ気になることは新旧の大臣、副大臣など政務三役をまだ十分巻き込んでいないことだ。
昨日も総務省のある事業について仕分け人が(前回の仕分け結果を予算要求に反映していないことについて)詰問していたが担当者は「原口前総務相の強い意向である」と回答していた。
そして当の原口前総務相はその後のインタビューで「当該事業の廃止は承服できない。なぜオレをその場に呼ばないのだ。」と息巻いていた。
「政治主導」を標榜しながら同じ政党の議員同士が反対の方向に走っているのはマズい。
プロセスはどうであれ仕分け担当議員は何らかの方法で政務三役と調整すべきである。
国民からみれば民主党は一つなのだ。