グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

統一地方選前半戦結果に思う

2011年04月11日 | 日記
統一地方選の前半戦が終わった。
多くのメディアは与党民主党の不振を第一の総括ポイントとしているがこれは当然の帰結、「なるべくしてなった」といっていいだろう。
民主党は昨年の参院選惨敗以降直ちに選挙マニフェスト修正に着手し民意に沿った出直しを図るべきだったが党内事情のせいかどうか分からぬが結局しばらくの間何もやらなかった(動けなかった?)。
年が明けてからようやくマニフェスト修正方針がオーソライズされたが期限は何と6月(一部は9月)とされた。
これでは統一選に間に合わない事は自明だがこれで党本部で何か特段大きな異論があったとは聞かない。
一体この党に危機管理能力はあるのか。
党首は「たとえ支持率がいくらになろうが政権放棄はしない」と言明しているが果たして党としてそれでいいのか。
「国民から支持されなくともよい」と居直っているといわれても抗弁できないだろう。
「党首を支える」といえば聞こえはいいが党として真に国民の付託に応える意思が見えない。
今のままでは政権を与る資格はないと思う。