グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

原発事故収束工程表に思う

2011年04月19日 | 日記
東電がこのたび原発事故収束に向けた工程表を提出した。
筆者はなにぶん門外漢のため評価能力はないがとにかく今までいろいろな出来事がありすぎたため本当にこの筋書き通りいくのかどうかについて何がしかの疑念を抱いてしまう。
一番の被害者である地元自治体、住民も「止むに止まれず苦し紛れに出したのだろう」との冷ややかな見方が大方だが何と原子力安全委員会関係者からも相当困難視されていると聞いて驚いた。
いやはや、・・・。
果たして東電は収束工程表作成に当たりどの程度外部有識者を動員したのだろう。
自社の専門家だけではもう対応できないのは火を見るより明らかだ。
福島原発の設計者は米国人で今「この建設は失敗だった」と述懐しているそうだがこの工程表策定に関わってもらったのだろうか。
東電はなかなかプライドが高い組織だとお見受けしたがかくなる上はマイルストーン毎に確実に実績を積み重ねていく以外に道はない。
コトと次第によっては株主代表訴訟も免れられないと思う。