グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

石原慎太郎考

2011年04月14日 | 日記
先日逗子海岸を散歩していた折たまたま「太陽の季節」記念碑に出くわした。
石原慎太郎氏揮毫の「太陽の季節、ここに始まる」の石碑とともに多くの方々のメッセージの彫り刻まれたタイルが周囲の壁面・階段部分に埋め込まれている。
氏の友人、知人のみならず多くの市民が作品に対する感動や氏への思いを短い言葉に託して寄せている。
そう、氏が20代前半に著したあの小説は単に芥川賞を受賞しただけではなくそれ以上に社会に大きな影響を与えたのだ。
今、石原慎太郎氏に関する話題といえば何といっても都知事再選だ。
当初氏は高齢・多選を理由に出馬を見合わせる意向だったようだが後継者の当選見通し難を見越し急遽再選を目指すことになった。
そして開票直後「当確」をもぎ取った人望はさすがだ。
氏の歯に衣着せぬ舌鋒はいささかも衰えていない。
例の「大震災天罰論」は明らかに暴走だが背景にあった日本人の「我欲」については多くの人々の共感を得ているハズだ。
再選されたからには健康に十分留意され任期一杯職責を果たしていただきたいと思う。