グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

統一地方選(後半戦)結果に思う

2011年04月27日 | 日記
去る24日行われた統一地方選の第2ラウンドで「民主党の退潮」が一層明確になった。
愛知補選は不戦敗、区議選・市議選の当選率は既存政党中最低、・・・などはとても与党のサマとも思えない。
筆者はかねてから「昨年の参院選惨敗を速やかに総括しマニフェストを修正すべき」と主張してきたが結局未消化のまま大震災に遭遇、今度は東電、原子力安全・保安院の危機管理能力欠如につき合わされる破目に陥ってしまった。
菅首相は「政府の対応に落ち度はなかった」と抗弁するが政治の世界は結果が全てだ。
ただでさえもろい支持層はこれで大きく崩れ去った。
菅首相は相変わらず続投に意欲的だがどんな状況になってもその独断はまかり通るのか?
「支持率がいくらになっても自ら政権を放棄することはしない」との考えは一見責任感の現れのようだが有権者を無視した居直りとも云える。
たとえ党内事情があるとはいえそれを許す政党自身も問題ありだ。
民主党は当分の間低迷を続けることになるだろう、政権明け渡しも含め・・・。