グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

3.11その後に思う

2011年09月01日 | 日記
東日本大震災発生からまもなく半年が過ぎようとしている。
先日福島最大の避難所が閉鎖されたとのニュースがあった。
仮設住宅の建設が進み多くの被災者の移転が実現したということだろう。
プライバシーが確保された居住環境という点で一段落だが気になることも残っている。
毎日の食事を支える食材の仮設住宅エリアでの供給体制は十分なのだろうか。
また生活者への金銭面での支援・補給は滞りなく行われているのだろうか。
医療看護サービスも震災以前と比べどれだけできているのか心配だ。
仮設住宅暮らしでは地域の絆も恐らく痛んでいるのではないか。
さらに就業機会の提供という観点ではもっと心配だ。
人間は働いてこそ意欲、能力が維持されるものだから。
とにかく大規模避難所の閉鎖は復旧・復興の第一歩に過ぎない。
偶々新内閣の組閣段階にある。
復興担当相や原発処理担当相は留任か交代か分からぬがいずれにせよ復旧・復興に死力を尽くしていただきたいものだ。
ゴールはまだまだ先にある。