グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

尾瀬ヶ原散策に思う

2012年06月09日 | 日記
先日永年の念願であった群馬県・尾瀬ヶ原まで足を運んだ。
唱歌「夏の思い出」で有名な尾瀬ヶ原はわが国の環境保護活動のシンボル的存在だが現地に行ってってみるとまさに実感する。
尾瀬ヶ原への起点となる「鳩待峠」にアクセスできるのは営業車両(それもマイクロバスまで)だけでマイカーなどはそれよりかなり手前で制限される。
「鳩待峠」からは徒歩しかないのだが湿原入口の「山の鼻」まで3.3Km、高低差200mをただひたすら歩を進める。
「山の鼻」まで来るといよいよ湿原の始まりだ。
ここからは木道が延々と整備されているが無論湿原への立入りは厳禁だ。
ここまで来るのも結構大変だったが未だ大きな雪渓を抱く至仏山を眺めながらの休憩昼食は至福の一時だった。
途中数え切れない数の小中学生グループと行き違った。
何でも「尾瀬学校」という環境教育カリキュラムのようだ、なるほどなるほど・・・。
一つ気になったのは木道の刻印だ。
刻印には環境庁を表す「環」などと並び尾瀬国立公園エリアの40%を所有する東電のロゴマーク(どこかミッキーマウスを連想してしまう)も多いが東電の環境保全拠出金は風前の灯だ。
環境保護は大事だがそのコストは誰が負担するのか、・・・結構悩ましい。