グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

消費増税修正協議に思う

2012年06月15日 | 日記
首相が政治生命を賭けるという消費増税案の修正協議が大詰めの局面を迎えているが政府・与党側は党内調整を含め大変だ。
そもそも民主党は10年の参院選惨敗後なぜ即座に09年衆院選マニフェストの見直し(社会保障大綱と財源確保を含め)を行わなかったのか。
今でも民主党の一部グループは09年マニフェストをそのまま国民との約束と位置づけその完全遵守を主張しているが10年の参院選惨敗は国民が当該マニフェストを否定した証しなのだ。
参院選の惨敗を受けてキチンと党内で議論を重ねマニフェストの修正と意識統一を図ればこんな遠回りやバタバタはなかった。
無論その過程で党内融和が崩れることがあったかもしれないがそれは早かれ遅かれいずれ迎えることなのだ。
このブログでたびたび指摘してきたことだが民主党は今後一つの政党として進むとはとても思えない。
二大政党制もなかなか根付きそうもない。
多党乱立もそれはそれでいいが須く政党、国会議員は政争本位でなく国民本位であって欲しい。