グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

放射能廃棄物の最終処分地選定に思う

2012年09月07日 | 日記
環境省は先の原発事故で発生した放射性物質を含む汚染土や焼却灰の栃木県発生分の最終処分地として矢板市内の国有林を選定し県側に提示したが案の定受入れ市側の猛反発に直面している。
汚染地域の除染すらメドが立っていない状況で一般の住民感情を考えるとこの処分場選定はなかなか難しい問題だ。
ただどこかにどうしても必要とあれば放射能被害の拡散を避ける意味でやはり汚染度の高い地域の域内で収拾すべきではなかろうか。
汚染地域に対しムチを打つような物言いになるかもしれないがこの問題は広域で分担・処理すべきものではない。
環境省はSPEEDIを含む客観的データを十分分析したうえで候補地を比較検討しその後地元側の理解を求めていくことが重要だ。
それにしてもガレキ処理全般のスピードが遅すぎやしないか。
もう原発事故から1年半が過ぎようとしている・・・。