グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

経団連の「原発ゼロ」反対に思う

2012年09月15日 | 日記
経団連が政府の「原発ゼロ」宣言に異議を唱えているがどうも解せない。
団体内の主要メンバーである電力業界を代弁しているのかもしれないが一般の産業界の立場としては電力が原子力で作られようが化石燃料で作られようが一定量を一定コストで供給されればそれでいいのではないかと思うのだ。
しかも政府の「原発ゼロ」目標は2030年代中なのでまだ四半世紀もある。
その間再生可能エネルギーの開発や省電技術も十分期待できよう。
無論その間電力不足が見込まれれば原子力の出番も考えているわけだから経団連としてはあくまでも供給量とコスト、それにCO2排出量に論点を絞って条件提示した方が分かりやすい。
冒頭触れたように電力業界が発言しにくいために代わって言っているというのであればその旨はっきり断った上で主張した方がいいと思う。
たしかに電事連は今何もいえない立場にいるのかもしれない。