グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

中国の反日デモ鎮静化に思う

2012年09月20日 | 日記
中国国内の100都市以上で燃え盛った反日の嵐がようやく鎮静化してきたとのことだ。
さすがにこれ以上の騒動は国際対面上まずいと中国当局が判断、活動家の摘発を始めたことが寄与したようだが実は領土問題はこれからが正念場だ。
当局がいくらデモの取締りを強化するといってもとても領土権を放棄するとは思えない。
領土権を巡ってのにらみ合いは些かも緩んでいないのだ。
今の日本政府に粘り強い外交力が残っているか若干心配である。
差し当たり行わねばならないことは現地の日系企業が受けた被害の賠償請求である。
一部の報道では「請求する方向で検討中」とあるが今後の領有権交渉を有利に進めるためにもここは一歩たりとも譲歩すべきではない。
破壊や略奪行為による損失は当然だが休業補償だって交渉のテーブルに載せたらいいのではないか。
尖閣諸島周辺の監視と領海侵犯排除はいうまでもない。