グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

民主党の代表再選に思う

2012年09月21日 | 日記
本日行われた民主党の代表選で現職が約70%の支持を受け再選された。
これでひとまず二大政党のうち一つのトップが決定、来週予定されている自民党総裁選の結果を待つことになったが同時に衆院解散・総選挙がより現実味を帯びることになった。
いま野田首相が考える「残務」とは一体何だろう。
やらなければいけない懸案事項は山ほどあると思うが解散総選挙まで残された時間は少い。
同時並行的にかつ優先度を考慮しながら各課題に対応しなくてはならないがいずれにせよイバラの道が続くに違いない。
一つ気になったのは今回の選挙戦でも各候補は相も変わらず「挙党一致」を連発していたことだ。
野田首相もまた「ノーサイドにしましょう、もう」を繰り返すのだろうか。
そもそも消費増税やTPPなどへの対応を巡りあれだけ論争しておきながら果たして全ての政策で全党一致など出来るのか。
もう出来もしない口約束など止めて政策ごとに野党の協力を得ながら政治を前進させたらよい。
あの消費増税だって自民党も元来推進していたはずだから三党合意などなくとも実現できたのではないかと思うのである。