グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

新卒者の就活解禁時期に思う(その2)

2013年04月09日 | 日記
昨日の記者会見で経団連会長が新卒者の就活解禁時期に関連して「政府から(大学4年の)4月以降にとの要請があれば粛々と受諾する」との意向を表明した。
つい先日の記者会見では従来通り大学3年の12月以降との方針を崩すことがなかったが今回の修正を聞いてホッとしている。
どう考えても大学3年の12月は早すぎる。
学生諸君は少なくとも大学3年一杯は学業に専念し併せて就職先について熟慮した方がよい。
聞くところによると昨今多くの若者が早々に離職するという。
「石の上にも三年」という言葉があるがまるで忘れ去られているようだ。
前回との繰り返しになるが人生は長い。
大学3年は自分を見つめなおす最後のチャンスと心得てほしいと思うのである。
企業側にしても早く採用すればいい人材がとれるというのは幻想で定着率を上げることにもっと腐心すべきだろう。