グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

大都市特区構想に思う

2013年04月17日 | 日記
政府が3大都市圏を中心に新たな経済特区の指定を検討するとのことだ。
特区策の候補として都営地下鉄の24時間運行などが挙がっているが思わず東京に通勤していたころを回想していた。
何度終電時間を気にして仕事や遊びを繰り返していたことか。
あのころは深夜タクシーを利用するより近くのビジネスホテルに泊まった方が安上がりだったため終電近くなるといくつかのホテルに予約電話を入れるのが常だったが今はネット利用により料金や予約方法に変化があるのかもしれない。
ネットカフェなどで始発を待つ手も増えているようだ。
地下鉄の24時間運行で「終電」がなくなるのはある意味で朗報だが逆にこき使われたり無理やり付き合わされるケースも増えるかもしれない(笑)。
一つ気がかりなのはそもそも特区構想は地方振興が目的だったのだがあまり目立った成果を上げていないことだ。
今回の大都市圏特区構想でますます都市部への人口集中と地方の過疎化が進むのではないかと危惧している。
国土の均衡ある発展とはなかなか難しいものだ。