グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

野党の感度不足に思う

2013年04月20日 | 日記
3年前に民主党が自民党から政権をもぎ取った時には多くの国民が民主党の未知なる実行力に期待し英米並の二大政党制の到来を予感したものだが民主党はその期待を大きく裏切ってしまった。
政権は再び自民党に委ねられるようになったのだが問題はその後だ。
民主党はその後も迷走状態を続け離党議員が後を絶たない。
そのうえこのたびの0増5減法案を巡っての委員会ボイコットは如何なものか。
存在感を示すために審議拒否を続けているのかもしれないが職場放棄はまるで逆効果だ。
来たるべき参院選への準備に対しても自民党が「着々」であるのに対し民主党は候補者擁立もままならない状況だ。
このままではほどなく野党第1党の座からも滑り落ちるだろう。
それに代わる政党といえば今どき維新の会だがこちらも一時の勢いはどこかへいってしまった。
国政の話ではないが先ごろ行われた兵庫県2市の市長選ではほとんど支持は得られなかった。
石原共同代表グループとの合流は政党としての進路をかえって分からなくしてしまったのだ。
野党諸党は党勢(議席数)の維持・拡大だけに目がいってしまい、立ち位置を見失っているように思う。
これでは我が国の二大政党制は遠のくばかりである。