グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

中国の地震災害復旧活動に思う

2013年04月23日 | 日記
20日に起きた中国・四川省地震の死者・行方不明200人超、負傷者は1万1千人超にも上るがまだまだ増えそうだ。
被害地の多くは山岳地帯でしかも余震が考えられるため復旧活動も滞りがちだがこんな時、こんな場で活躍するのが建設重機だ。
テレビのニュース映像でもコマツのブルトーザやパワーショベルが土砂崩れの現場で大活躍の様子だったがふと思い出したのがコマツの新製品戦略である。
コマツではもともとGPSを利用して世界中に分布する自社製品の稼働状況を把握、メンテナンス業務の効率化を実現したのだが今度は自社製品の遠隔運転システムを顧客(ユーザー)に提供していくという。
建設重機の運転現場は結構危険な場所も多いしそれなりに熟練も要する。
そんな特性を持つ重機類に遠隔無人運転システムが可能となれば競争戦略上極めて有効だ。
災害復旧現場の状況を見て建設重機の付加価値向上を予感したものだった。