グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

生活保護受給者の過去最多更新に思う

2013年04月18日 | 日記
厚労省の直近の集計によれば全国の生活保護受給者数は215万3千人余で過去最多を更新したとのことである。
アベノミクス効果とやらで一見デフレ脱却が進んでいるようだが景気がいいのは株式保有者や自動車産業、小売業の大手企業従業者に限られとても全国遍く広く浸透しつつあるとは言えないようだ。
そういえば昨今牛丼チェーン間で繰り広げられている1食250円を巡る値下げ競争も依然デフレ圧力が強い証左だろう。
もしもこんな状態が続けば消費税増税はとても難しいと思う。
社会の中で相当数を占める中小企業従業者の懐具合はどの程度改善しているだろう。
残念ながら国民の中で貧富の格差が広がっているとみるべきではないか。
今春中小企業などで目立った賃上げ実績が見られないとすれば来年4月の消費増税ゴーサインはまだ早計と理解すべきだろう。