大阪市長選の告示がなされ4人の立候補者があったが「維新の会」を除く主要政党4党からの擁立はなかった。
大相撲の世界であれば不戦勝は立派な勝ちだが今回の市長選の場合は大分状況が違う。
擁立を見送った各党は今回の市長選に「大義はない」としているが若しこれが大阪市民に受け入れられるとすればこの選挙は橋下市長の「一人相撲」に終わる。
橋下市長にとって大戦の相手は立候補者個々ではなく投票率なのだがこれは手ごわいと思う。
やはり今回の決断は橋下市長の完全な誤算だと思う。
「維新の会」といえば石原共同代表も党の大勢から遊離している。
今や党の正念場を迎えたといってもいいのではないか。
かっての日の出の勢い、あの熱気はどこに行ってしまったのだろう。
諸行無常を感じざるを得ない。