グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

消費増税前夜に思う

2014年03月31日 | 日記

いよいよ消費増税第1ステージが明日に迫った。

明日には5%から8%に上がる訳だがこの上げ幅については一気に10%に上げる案や毎年1%づつ上げる案などいろんな案があったことを思い出す。

結局5%-8%-10%の2段階引上げに落着したのだが本当に我が国は折衷案が好きだ(笑)。

さて一方で気になるのが消費税を負担する国民側の収入増加ぶりだが今年の春闘では久しく耳にしなかったベアがあちこちで聞かれ一定の成果が得られたようだ。

大企業勤務者はそこそこ担税力が備わったのかもしれないが中小企業やパート社員などはどうなったのかあまり聞こえてこない。

いくら社会保障の充実とはいえ貧富の格差が拡大するようでは先行き心配だ。

それにしてもあのアベノミクスの「第三の矢」は何時射られるのか。

早くしないと増税第2ステージに間に合わなくなる。

政治は個別企業の昇給に口出しするより経済成長分野の創出に腐心すべきだろう。