我が国の電卓の先駆けとなったシャープのコンペットが商品化されて50年が経ったそうだ。
電卓といえば今や100円ショップに並ぶ典型的なコモディティ商品なのだが筆者がやむに止まれず購入した40年前はまだ超高価格商品だった。
いくらだったか正確には覚えていないが確か当時の価格で数千円(今時の貨幣価値でいえば何万円だか?)随分思い切って買い求めた記憶がある。
シャープだけではなくカシオやキャノンなどを交えた日本勢はその後も技術・生産革新を続け電卓市場で一時代を築いたが最近はあまり存在感がない。
四則演算ならすでに情報システムに組み込まれてしまっているので末端で個別に使われる頻度が減っているのかもしれない。
それにしても往時日本勢の電卓市場席巻は凄かった。
残念ながら今やIT分野で日本勢の影は薄い。
スマートフォンも、SNSも・・・。
日本発のITイノベーション再来はあるのだろうか。