クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空機が消息を絶ってほぼ1週間になる。
一体どこに消えたのだろう。
いくら見当がつかないからといっても方向や経過時間からある程度所在の目星がつけられそうだが・・・。
捜査の過程でいろんな可能性が飛び交うようになった。
先ず盗難パスポートを利用したなりすまし乗客2名の存在である。
テロリストのバックグラウンドはないとのことだが背景からしてハイジャック犯の可能性は十分考えられる。
当該機の事故経歴も明るみに出た。
どこかの空港で接触事故を起こし主翼の一部を損傷したことがあるようだからこれが事故原因になった可能性もあろう。
さらに消息を絶ったとされる時刻を過ぎてしばらくは乗客の呼び出しが可能であったというがこれが事実だとすればこれは一体何を意味するか?
全く「ナゾがナゾを呼ぶ」とはこのことだ。
真実を知っているのはフライト・レコーダー、ボイス・レコーダーだけかもしれない。