FRBが19日のFOMCで量的金融緩和の規模縮小を決めた。
その後FRB議長の就任後初の記者会見が行われたのだが話題は専ら新議長の失言騒動だった。
記者からの「金融緩和第3弾の終了後どれくらいの期間で利上げするのか」について「相当な期間で」とまではよかったのだが議長はもともと気がやさしいのだろうか、あるいはまだ不慣れだったせいか、「たぶん6か月辺りで」と付言してしまった。
これに米国市場は一気に反応しダウ平均は急落した。
ただ議長が言及したのは来年の話なのだからまだそれまでに何があるか分からない。
FRB議長はもっと無責任に(自由に)発言していいように思う。
何、失言騒ぎにも臆することはない。
市場が反応するのであれば勝手にさせておけばいいと思うのだ。
ただし「物価と雇用の番人」であることはお忘れなきよう。