日本維新の会・石原共同代表が原発輸出容認姿勢を譲らなかったため党内に一瞬緊張が走ったが翌日になって一先ず矛を収めたので関係者はホッと胸を撫で下ろしたことだろう。
ただ共同代表は本心は意見を変えていないので爆弾は抱えたままと言っていい。
また共同代表は多数決で党の方針を決めていくやり方についても疑問を呈していた。
確かに国会議員は一人ひとり人格も違えば生い立ちも、はたまた支持母体も違う。
ゆえに党の運営はもっと緩やかな縛りにし、構成員メンバーの自由裁量がもっとあっていいと思うのだ。
党首も陣笠議員も・・・。
政策ごとの賛否について7、8割以上が結集できれば十分合格ラインだろう。
「たった一人の裏切りも許さない」「党の方針に背くものはとっとと出ていけ」などは大人の政党としてあまりにも狭量だ。
双方とも譲り合いの精神こそ重要だ。