先日遠足用のバス手配を忘れそれをカムフラージュするために学校に偽手紙を送り付けた事件があったが業者及び当人は思いのほか大きなペナルティを課せられることになってしまった。
監督官庁である国交省・観光庁の立ち入り検査のみならず偽計業務妨害で警察のお世話になるなど想像だにしていなかったのではないか。
本人はただ自らのミスを隠し通したかっただけで(生徒の自殺をほのめかす)偽手紙によって利益を得ようとか学校教育を妨害しようなどという大それた意図はなかったと思うが学校側の被害届により騒動は大きく広がった。
会社側のショックも大きだろうが監督責任とはそういうものだ。
手配ミスが判明した時点で組織を挙げて修復できるような土壌ととっさの対応力があればこのような最悪の事態は避けられたのだが今となっては「後の祭り」だ。
「人のふり見て我がふりを見直している」企業や組織も多かろう。