北朝鮮があらためて拉致被害者やその疑いのある日本人の安否を全面的に再調査すると約束したようだ。
まだ完全に信じきれない部分もあるのだがそれでも前総書記時代からの懸案が一歩前進した瞬間であることに違いはない。
とにかく拉致被害者家族にとっては文字通りラストチャンスである。
交渉担当者には十分この状況を肝に銘じ拉致問題の完全解決を図ってほしいものだ。
そのために2つ留意点がある。
一つはDNA鑑定技術の活用、もう一つは経済制裁解除の時期・ステップ見極めだ。
これ以上もう騙されたくない。
それに拉致問題の完全解決が核保有をはじめ全ての問題解決に繋がっていく可能性もある。
今回の日朝合意はそれだけ重いし交渉担当者の責任も大きい。