厚労省の研究班が全国20都市の健康寿命データを取りまとめた。
健康寿命は「健康上の問題で日常生活に支障がない」ということだからQuality of Life の点から言っても医療福祉コストの面から言ってもいわゆる平均寿命より大きな意味を持つ。
その健康寿命で都道府県別ではなく(よりミクロな)都市別のデータ整備を始めたことは意義深い。
第1位は男女とも浜松市(男性は73.0歳、女性は75.9歳)だがそれよりも20位(男性は大阪市、女性は堺市)とは男女ともに4歳以上の開きがあることに注目している。
平均年齢で4歳から5歳の開きは大きい。
この差はどこから来るのだろうか。
厚労省研究班には是非とも原因を分析して啓蒙活動につなげ健康寿命の延長を推進してほしいものだ。
たとえ生命寿命は短くとも健康寿命が長い方がいいと思うのだ。