グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

Wカップのサポーター気質に思う

2014年07月09日 | 日記

Wカップ・ブラジル大会の入賞チームも徐々に絞られてきた。

夢破れて敗退したチームは傷心のうちに帰国の途についているが出迎えるサポーターの反応はさまざまである。

どこかの国では「敗退」を詰る横断幕とともに選手たちに罵声を浴びせていたようだ。

何年か前には試合でミスをした選手が帰国後に射殺されたこともあったのだからこれくらいの洗礼は驚くに当たらない。

生卵をぶつけられる例などはよくあるらしい。

それに比べると我が国のサポーターは本当に温かい。

今回も労いの言葉とカメラの放列が空港の出口を埋め尽くした。

スタンドの後片付けといい、この選手に対する温かい出迎えといい日本人サポーターの所作は素晴らしい。

これは日本人の美徳として世界にもっと誇っていいだろう。

ところで選手諸君も無反応で通り過ぎるのでなく会釈くらいは返したらどうだろう。

凱旋ではないのでスマイルというわけにもいかないだろうが無表情というのも愛想がない。

何も逃げるように立ち去ることはないだろう。


カジノ解禁前夜に思う

2014年07月09日 | 日記

アベノミクス成長戦略の一つとしてカジノ解禁が検討されている。

たしかに海外からの観光客誘致のスパイスとして有効かもしれないが成長戦略の柱として位置付けるにはいささか荷が重いのではないか。

それに国内では違法カジノの摘発が後を絶たない。

もしこれを合法化するとすれば社会に害毒をまき散らす可能性はとても否定できるものではない。

それはともかくとして(長崎のハウステンボスと並んで)大阪のUSJがカジノに関心を示していると聞いて驚いた。

USJの事業は映画の世界の疑似体験なのだがテーマパークでカジノをやればこれは疑似体験では済まない。

米国本国のカリフォルニアとフロリダの両テーマパークでもカジノはなかったと記憶している。

もしテーマパークの外でカジノを運営するというのであれば新たな別の事業体を立ち上げるべきだ。