11日付けの全国紙にベネッセHD社による顧客情報漏えいに関する謝罪告知公告が掲載されていた。
5段広告だから結構目立つ。
漏えい原因の詳細は調査中としているが対策等についてはウェブサイトを通じて今後順次公表するとしている。
漏えい判明後の顧客対応スピードはギリギリ及第点か。
お詫びのしるしとして同社の教育サービス受講料を割り引くということのようだがその昔流行した商品券等の配布よりもスマートな方法かもしれない。
それにしても、もう一方の主役であるジャストシステムの姿がよく見えないのが気にかかる。
ジャストシステムこそいち早く事実関係を公表しなくてはいけないのではないか。
客観的に見てとても言い逃れできるような状況にない。
果たしてどんな釈明、どんな対応を考えているのだろう。
まさに通信教育ビジネスの存続可否が懸っているといっていい。