昨日投開票のあった滋賀県知事選で民主党系の候補者が与党系の候補者を僅差で勝利した。
民主系候補は2期8年続けた前知事の後継者だったが何せ対戦相手は自民・公明推薦、決して楽な戦いではなかったと思うが見事に激戦を制した。
逆に与党連合からすれば大きなショックだったろう。
地元の選対関係者は「集団的自衛権行使容認の閣議決定強行や都議会のセクハラやじ問題などが無党派層にマイナスに働いた」とこぼしていたようだが
何やらこの結果は現政権の退潮を暗示しているようにも見える。
首相自身は「反省すべき点もある」としながら今日の衆院予算委は相も変わらず強気の姿勢を崩していない。
丁寧な説明ともほど遠い。
「アリの一穴」という言葉がある。
今回の結果を「一地方の動きに過ぎない」などとあまり軽視しないほうがいい。