ベネッセHDの顧客情報大量流出が判明した。
これは通信教育最大手の同社にとって大きな経営ダメージになると思うが流出した顧客情報を買ったとされるジャストシステムはそれよりはるかに大きなダメージになるだろう。
ジャストシステムは「ベネッセの顧客情報と知ったうえで利用したわけではない」と反論しているが問題は情報主体の了解の有無を確認せずに名簿業者から入手した情報を利用したことである。
ジャストシステムは通信教育後発事業者としてついついベネッセの顧客情報に手を出してしまった。
そして被害者は「ベネッセにだけ登録している字体でDMが来ている」などと言い始めている。
今さらどんな抗弁も通用しないだろう。
ジャストシステムの採った行動は単なる偶発ではないのだから相応の対応が必要だ。
ダーティ企業のレッテルを張られてからではもう遅い。