安倍内閣の改造人事が騒がしくなってきた。
現行内閣は一昨年の年末に発足、その後環境大臣の失言等があったが少なくとも今日現在誰一人として引責辞任や更迭はないので全体としては一先ず及第点だ。
これは第一次内閣時の学習効果が奏功しているように思う。
その結果今回の改造人事でも早々に留任内定が出ているのだが気が気でないのは「入閣適齢期」にあるセンセイ方だろう。
留任者が多いというのは内閣の安定性から云って望ましいことなのだが「大臣ポストわが命」を志向する議員諸氏にとってある意味死活問題かもしれない。
個人的な意見だが「一定の当選回数を重ねれば自動的に大臣ポストが近づいてくる」などと考えるのは今の時代にそぐわない。
もしどうしてもポストが欲しいのであれば余人をもって代えがたいスペシャリティを具備することだろう。
今回の改造でいえば安全保障、地方再生などが目玉だから格好のターゲットになるのではないか。
ただ今から泥縄式では間に合わないかもしれない。(笑)
普段からどれだけ先を見て研鑽を積んでいるか・・・・、政治家の世界も実力社会化が進んでいる。