中国の杭州市当局は日本・富士急ハイランドのお化け屋敷に酷似した施設を無断で運営していた代表者に対し無許可営業や虚偽宣伝などの規定違反があったとして約27.5万元の罰金支払いを命じた。
当施設に対しては富士急側が中国の運営者に対し宣伝の削除を求めるとともに当局に調査を要請していたものだ。
全く中国は油断もスキもない。
著作権もブランドも・・・、知的所有権全てが何もないかのようだからだ。
いつだったかテーマパークでミッキーやドラえもん、キティちゃんが勢ぞろいしていた。
ルイ・ヴィトンやエルメスの紛い物も今やその多くが中国製だ。
その中国で冒頭にあったような判決があった。
これは小さな取扱いだったがもしかしたら大きな方向転換かもしれない。
「知的所有権なき国は世界から相手にされない」ことをようやく悟ったのだろうか。
まだ完全に心を許すわけにはいかないが一歩前進には間違いなかろう。