いささか旧聞になるが先週内閣府が4-6月期の実質GDPが年率換算でマイナス6.8%になったことを報じていた。
首相や経財相はいずれも「消費増税前駆け込み需要の反動で想定内」「景気テコ入れの必要はない」と強気の姿勢を崩さなかったが民間エコノミストの多くは予想を上回る落ち込みという認識を示していたように思う。
さて問題は7-9月期の数字だ。
先日偶々近くのターミナルにある大手家電量販店を訪れたがあまりの客の少なさに驚いた。
PCはウィンドウズXPだったかのサポート期間満了で大騒ぎしていたがその後の需要はタブレットやスマホに流れてしまったようだ。
そのスマホについては先日も不動産のエイブルが格安スマホを抱き合わせ販売していたように価格競争が進んでいる。
白物家電は随分駆け込み需要があったとされているので反動減はしばらく続くかもしれない。
いずれにせよあの閑散さを見るにつけ7-9月期の数字も心配だ。
自動車販売はどうだろう? 住宅販売は??
政府関係者は相当気を揉んでいるのではないか。