グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

人生100年時代構想推進室の立ち上げに思う

2017年09月10日 | 日記
政府が内閣官房に人生100年構想推進室を設置、この度本格稼働したとのことだ。
人生100年時代とは・・・、随分たいそうな名をつけたものだ。(笑)
100年とはいかにも切りがいいので採用したのであろうがちょっと飛躍しすぎではなかろうか。
日本人の平均寿命はたしか男性が80歳ちょっと、女性が80歳台半ばと記憶しているがそれ以前に一つの関門が立ちはだかる。
言うまでもなく「健康寿命」というやつでこれは男性が71歳、女性は・・・? 正確なデータは失念したが。(笑)
誤解されることを恐れずに言えば今の健康寿命を平均寿命に近づけることが急務だ。
介護生活体制を維持していくには相当のコストと人手を要する。
その介護生活総量を減らしていくことについては様々な分野で努力がなされているが残念ながら今の高齢化スピードに追いついていっていない。
ゆえに平均寿命を延ばすよりは健康寿命を延ばすことが肝要だ。
無論この上で「人生100年構想推進」も結構だが看板倒れになってしまわないか、心配だ。
何せ「一億総活躍」も何が何だか・・・?(笑)
政治はもう少し足元を注視したほうがいいのでは。