グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

スーパーヒーローなき広島カープの優勝に思う

2017年09月19日 | 日記
広島カープが昨日の阪神戦で勝利しセ・リーグ2連覇を決めた。
昨シーズンでチームの精神的主柱だった黒田が引退、大きな補強がなかっただけに正直に言って優勝するとは予想していなかった。
ところが、ところがチームは黒田のDNAを引き継いだのだろうか、一段と粘り強くなったように見える。
監督やコーチ陣の指導の結果なのだろうか、それとも選手層から自己研鑽から生まれたものなのだろうか、組織論に関心を持つビジネスマンには興味が尽きないのではないか。
それともう一つ、昨日の試合を見ていてふと今年のMVPは誰だろうなどと考えてしまった。
長らく4番を務めた鈴木が最後まで続けていればあるいは選出されたのかもしれないが残念ながらケガのため途中で戦線離脱を余儀なくされた。
ゆえにホームランではエルドレッドに、打点では丸に追いつかれた。
さらにその後4番に座ったのは松山だった。
投手は、といえば勝ち頭は薮田だがそれ以外にも岡田や大瀬良、九鬼、野村などの貢献も大きかった。
それに優勝を決めたときにマウンドにいたのは守護神の中崎だった。
結局広島はずば抜けたヒーローは存在しない、いわばチーム全員で勝ち取った優勝なのだ。
こういうチームは強い。
個人の出来、不出来に左右されないからねぇ・・・。
ちょっと気が早いが来シーズンも優勝候補の最右翼だ。(笑)