グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

大相撲・日馬富士の大逆転優勝に思う

2017年09月25日 | 日記
大相撲・秋場所は横綱・日馬富士の大逆転優勝で幕を閉じた。
日馬富士は序盤戦で星を取りこぼし唯一出場した横綱としてのプレッシャーは相当なものだったろう。
一方もう一人の主役だった大関・豪栄道も何度目かのカド番でプレッシャーの度合いは似たようなものだったと思うがこちらの方は前半集中力を切らさずカド番は余裕をもって乗り切った。
ただ問題はこれからだった。
カド番をクリアして心の中に自分も気付かない緩みが生まれたのではないか。
それが終盤戦勝ち星3差が一気に詰まった遠因になったのではないかと考えている。
本割りを終え優勝決定戦を控えた日馬富士は控室で弟子の力士を相手に丹念なぶつかり稽古を行っていた。
この時豪栄道はどんな準備を行っていたか詳細は知らないがこの瞬間日馬富士の大逆転を予想した。
日本人力士がほぼ手中にしていた栄冠を逃したことは残念至極だが日馬富士のどんな逆境にあっても決してあきらめない姿勢は多くの相撲ファンの心に響いたはずだ。
日馬富士、おめでとう、そしてありがとう。
豪栄道は今場所の出来事を糧に来場所リベンジを図ってほしいと思う。