グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

選挙情勢の急展開に思う

2017年09月27日 | 日記
首相の解散宣言も急だったがその後の選挙情勢はそれ以上に大きな変化の兆しが出てきている。
なんと誕生早々の希望の党が野党第1党である民進党を吸収し来るべき選挙に3桁の候補者を擁立するということだ。
民進党のどれだけがこの新党に参加するのかまだ不透明だが希望の党にとっても民進党との合流がなければいきなり3桁の候補者というのは困難だったろうからこの結びつきはいわば必然だったかもしれない。
さて受けて立つ自民党はどんな気持ちでこの動きを見ているのだろうか。
気になるのは今回の首相の解散宣言が今ほとんどのメディアから批判を受けていることだろう。
「大義なし」「政権延命」「森友・加計問題隠し」など政権批判一辺倒で擁護派はごく少数なのだ。
首相自身反論に終始するも効果は乏しい。
首相が勝敗ラインとして掲げていた過半数233は仮にクリアしたとしても現有議席を40、50も減らすことがあれば政権維持は難しくなるに違いない。
もしかしたら我が国も二大政党制が戻ってくるのかもしれない。
1強体制が良くないということもよく学んだはずだ。