グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

消費増税後の生活実感を占う

2014年03月22日 | 日記

いよいよ消費増税第一段階が目前に迫ってきた。

先日も近くのスーパーを訪れたが(増税前の)駆け込みセールが常態化しており店側も買い物客側も相当ヒートアップしている雰囲気だ。

マスメディアも「増税前に買って置くものは?買わなくていいものは?」などと煽り立てるものだから消費者もついつい踊らされてしまう。

さて春闘(懐かしい響きだ)のヤマ場を越え民間調査機関が増税後の家計負担増インパクトを公表しているが本調査によれば平均的な所得層では年1.6万円増で済むのだが低所得者層と高所得者層は年2万円以上になりそうだ。

心配なのは未だ年収増が計算できない非正規就業者層と全く収入増が見込めない年金生活者だろう。

これで2%経済成長が実現できるのか、デフレ脱却が可能なのか、…ふと気になってしまう。

やはり成長戦略がある程度見えてこないと・・・・。

アベノミクスでいえば「第三の矢」だ。

首相もテレビのバラエティ番組に出ている場合ではないのでは。

 


FRB議長の初記者会見に思う

2014年03月21日 | 日記

FRBが19日のFOMCで量的金融緩和の規模縮小を決めた。

その後FRB議長の就任後初の記者会見が行われたのだが話題は専ら新議長の失言騒動だった。

記者からの「金融緩和第3弾の終了後どれくらいの期間で利上げするのか」について「相当な期間で」とまではよかったのだが議長はもともと気がやさしいのだろうか、あるいはまだ不慣れだったせいか、「たぶん6か月辺りで」と付言してしまった。

これに米国市場は一気に反応しダウ平均は急落した。

ただ議長が言及したのは来年の話なのだからまだそれまでに何があるか分からない。

FRB議長はもっと無責任に(自由に)発言していいように思う。

何、失言騒ぎにも臆することはない。

市場が反応するのであれば勝手にさせておけばいいと思うのだ。

ただし「物価と雇用の番人」であることはお忘れなきよう。


横綱日馬富士関の向学心に思う

2014年03月20日 | 日記

大相撲春場所で横綱白鵬を星一つの差で追いかける日馬富士にもう一つの顔があった。

何と法政大・大学院の政策創造研究科に合格、4月から経済学などを学ぶという。

現役引退後アスリートが第二の人生に向けて大学などに通う例はよく見聞きするが大相撲最高位でそれもまだ伸びしろ十分の現役横綱が「二足のワラジ」で学究生活を送るとは凄い。

まして彼はモンゴル出身、日本語でもハンディがあるのではないかと思うのだがその意欲たるや賞賛に値するものだ。

どんな目的で「二足のワラジ」を決めたのか詳細は知らないが夜間や土曜日を有効に使い自己投資につなげることは本当に素晴らしい。

プロスポーツ界では稀に高収入ゆえに身を持ち崩す例がみられる。

横綱日馬富士の堅実で先を見た生き方がプロスポーツ界全体のいい模範になることを願いつつ応援したい。


物流狂騒曲に思う

2014年03月19日 | 日記

今物流業界が繁忙を極めているとのことだ。

もともと年度末は引越し需要が高まるのだが今年はさらに消費増税駆込み需要が積み上がる。

ゆえにゆっくり引越しを申し込もうものなら体よく断られる例が頻発しているようだ。

それほど市場が活況であれば事業者側もクルマも要員も増強したらいいようなものだが反動減が怖くてなかなか踏み切れない?

受給ギャップの調整は難しいものだ。

ただ長い目で見れば物流ニーズは間違いなく膨らむ一方ではないだろうか。

ネット取引の伸長、女性の社会進出や高齢者世帯の増加などは間違いなく進む。

東日本震災復興需要だってまだまだ時間がかかる。

業界が思い切って投資をしてくれれば日本全体がもっとハッピーになるのではないか。

確か物流センター構想は異業種からの参入を含め結構あったはずだ。

物流業界にとって大きな飛躍のチャンスだと思うが如何?

 

 


マレーシア航空機事件に思う

2014年03月18日 | 日記

消息を絶ったマレーシア機について情報は続々入るのだが決め手になるものがない。

いわば可能性のオンパレードである。

本当に困ったものだ。

マレーシア航空といえば過去に一度だけ成田ークアラルンプール間を利用したことがある。

機内で食したサテ(甘めのピーナッツソースがかかった焼き鳥)は今だに忘れられない味だがそれ以上に印象に残ったことがある。

クアラルンプールからの帰路、機内食の後片付けが終わり機内が消灯された時のことだ。

待ってたように男子客室乗務員の一人が機内の通路に(聖地の方向に向けて)小さな敷物を敷きそのうえで礼拝を始めたのだ。

客室乗務員でしかも飛行中なのだからまだ勤務時間内のハズだが通路を塞いで礼拝とは・・・・。

日本人文化の中ではとても考えられない。

イスラム教社会との相違をあらためて痛感したものだ。

まさか文化の違いが事故原因と関わりがあるとも思えないがそれにしてもあのジェット旅客機はどこに消えたのか?

一刻も早い問題の解決が望まれる。

願わくば全員生還で。

 


ユニバーサル・スタジオ大阪の入場者数V字回復に思う

2014年03月16日 | 日記

大阪にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の入場者数が急回復しているようだ。

USJは開園初年次こそ1100万人を超える入園者数を記録し「西のディズニーランド」と称されたが以降長らく900万人を割り込む年が続き

着実に入場者数を増やす東京ディズニーリゾート(TDR)とは水をあけられていた。

2011年度の開園10周年記念イベントあたりから入場者数は再び上昇に転じ今年度はコンスタントに月間100万人超を記録、開園後2度目となる1000万人超が確実になっている。

2014年度はあの人気アトラクション「ハリー・ポッター」が満を持して登場する。

開園以来の入場者数を更新するのも確実だろう。

筆者はかって米国西海岸のユニバーサル・スタジオを見学した際、大量の水や火を駆使した(ディズニーにはない)迫力のあるアトラクションに感銘を受けた。

USJの復活を心待ちにしている。

拡張余地が十分ではないとのことだが何とか周辺用地を手当てし更なる飛躍を期待したいものだ。

 

 


通販悪質サイトの横行に思う

2014年03月16日 | 日記

近年インターネット通販に関わるトラブルが急増しているようだ。

ネット通販事業者は特定商取引法が規定する義務を課せられるため利用者・事業者間のトラブルは既に沈静化しているものと楽観していたが全国各地の消費者センターに昨年1年間で前年比5~6倍の相談が寄せられたと聞いて驚いた。

どうもその多くは外国人が絡んでいるようだ。

不自然な日本語、住所・電話番号の表示なし(連絡方法は電子メール)、決済方法は唯一前払いのみ、・・・・これはどう考えても怪しい。

被害者に鞭打つ積りはないが見ず知らずのサイトに対し何と無防備、不用心なことか。

もし相手が(我が国の法律が適用されない)外国人であればどんなトラブルも勝ち目はないだろう。

グローバル化はいいことばかりとは限らないのだ。

 

 


どこに消えた?マレーシア航空機

2014年03月15日 | 日記

クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空機が消息を絶ってほぼ1週間になる。

一体どこに消えたのだろう。

いくら見当がつかないからといっても方向や経過時間からある程度所在の目星がつけられそうだが・・・。

捜査の過程でいろんな可能性が飛び交うようになった。

先ず盗難パスポートを利用したなりすまし乗客2名の存在である。

テロリストのバックグラウンドはないとのことだが背景からしてハイジャック犯の可能性は十分考えられる。

当該機の事故経歴も明るみに出た。

どこかの空港で接触事故を起こし主翼の一部を損傷したことがあるようだからこれが事故原因になった可能性もあろう。

さらに消息を絶ったとされる時刻を過ぎてしばらくは乗客の呼び出しが可能であったというがこれが事実だとすればこれは一体何を意味するか?

全く「ナゾがナゾを呼ぶ」とはこのことだ。

真実を知っているのはフライト・レコーダー、ボイス・レコーダーだけかもしれない。

 

 

 


日本維新の会・石原共同代表の造反騒動に思う

2014年03月14日 | 日記

日本維新の会・石原共同代表が原発輸出容認姿勢を譲らなかったため党内に一瞬緊張が走ったが翌日になって一先ず矛を収めたので関係者はホッと胸を撫で下ろしたことだろう。

ただ共同代表は本心は意見を変えていないので爆弾は抱えたままと言っていい。

また共同代表は多数決で党の方針を決めていくやり方についても疑問を呈していた。

確かに国会議員は一人ひとり人格も違えば生い立ちも、はたまた支持母体も違う。

ゆえに党の運営はもっと緩やかな縛りにし、構成員メンバーの自由裁量がもっとあっていいと思うのだ。

党首も陣笠議員も・・・。

政策ごとの賛否について7、8割以上が結集できれば十分合格ラインだろう。

「たった一人の裏切りも許さない」「党の方針に背くものはとっとと出ていけ」などは大人の政党としてあまりにも狭量だ。

双方とも譲り合いの精神こそ重要だ。

 


消費増税絡みの価格改定に思う(その2)

2014年03月13日 | 日記

愛読している月刊誌の裏表紙に来月から適用される価格が併記がされていた。

今月発売号  750円(本体価格 714円)

来月発売号  771円(本体価格 714円)  ・・・・と。

税率が上がる訳だから販売価格が上がるのは当然だがこの端数は何とかならないか(笑)。

10円未満を切り上げれば「便乗値上げ」と叩かれるし、切り捨てればその分は持ち出しになってしまうのでこの措置は止むを得ないかもしれないが書店の店頭でいかにも煩雑だ。

少なくとも税率5%時には(内税方式のため)1円硬貨も5円硬貨も必要なかったのに・・・。

ついでに隣のさるドラックストアにも足を伸ばしてみた。

価格表示は既に「〇〇〇円+5%」となっており総額表示は一切なかった。

かって消費者保護の観点から総額表示を義務付けたハズだったがいつのまにか外税表示もOK となってしまったのか。

これでは小銭を持ち歩く以外に、暗算能力も必要だ。

今回の消費増税が電子マネーの更なる普及につながるのだろうか・・・・?